〜第35回技術士全国大会が、松江で開催されました〜
2008年10月18日(土)に、島根県松江市の松江しんじ湖温泉において、第35
回技術士全国大会が開催されました。
大会のテーマは、“神話の國で語る 未来技術士の創造”でした。
地元開催ということで、中四国支部の会員からも相当の参加がありました。
■神話の國から減災への提言 〜社会との接点〜
われわれ技術士は、“技術士プロフェッション宣言”の精神に則り、人々の幸せな
生活実現のために貢献することを目指して、「全国防災連絡会議 松江宣言」が、
宣言されました。
1. われわれ技術士は、都市、地方の分け隔てなく災害被害軽減のために活動し、
積極的な社会貢献に努めます。
2. 地域間の防災格差を減らすために、中山間地域住民の共助の向上と地域連携の
充実を図ることに努めます。
3. 全国防災連絡会議の開催を継続し、技術士会と防災関連団体との防災ネットワ
ークの拡大と連携を進めます。
■ウエルカムパーティー
世界一の室内ガーデンで知られる「松江フォーゲルパーク」において、行われま
した。
東洋一の花いっぱいの会場での、コーラスや安来節も楽しめました。
■青年二次会
島根県技術士会青年部のご尽力により、ライブハウスでバンド演奏やクイズ大会
が盛大に行われました。
来年の仙台での再会を約束して中締めとなりました。
■分科会
4つの分科会が開催されました。
“環境”“地域振興”といった、現在、日本が抱えている課題をキーワードとした
内容が中心でした。
特に中四国地方は、中山間地域が多く、高齢化や交通などで多くの課題を抱えて
いますが、バイオマス資源が豊富であるなど地方としての役割があることも、指
摘されています。
技術士が、“環境のため”“地域活性化のため”にできることを、考えました。
島田 記