〜本・支部の組織・活動紹介〜
中・四国支部の組織・活動紹介
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○代表者あいさつ
中・四国支部 青年技術士交流委員会 委員長 松木宏彰
(応用理学・総合技術監理部門)
1.はじめに
中・四国支部は、中国地方の5県(鳥取・島根・岡山・広島・山口)と四国地方の4県(徳島・香川・愛媛・高知)の9県で
構成されています。本会は平成16年度の技術士全国大会の分科会の参加を機に発足したもので、それ以前は特に青年技術士を対
象とした組織はありませんでした。会は45歳以下の支部会員を対象としていますが、例外規定を設け45歳を超えての参加も認め
ています(自称45歳以下という方もOKです)。
2.支部組織について
中・四国支部の青年技術士交流委員会は、支部に8つある常設委員会のひとつです。各県の技術士会等は、独自の任意団体で
すが、支部と連携しながら活動をしています(図―1参照)。
図―1 中・四国支部の組織図(支部ホームページより抜粋)
3.活動内容
本会の活動は、中四国支部事務局の会議室にて、毎月1回の例会(毎月第2水曜日が基本)を中心として、以下の内容を
主に行っています。
@ 若手技術者による勉強会の実施(単なる発表だけでなく、受身とならないように演習形式を取り入れています)
A 懇親会・親睦会の開催(例会の終了後などに実施しています)
B 修習技術者支援委員会への協力
C 支部行事への協力
D 技術士会青年技術士交流実行委員会への参加と情報交換
E 支部内外の技術士団体との交流
4.平成17年度の活動
平成17年度の活動は、実質的に8月以降に始めましたが、これまでのところほぼ1回/月のペースで活動を行い、活動は定着
化しつつあります(表―1の活動概要参照)。例会ごとに参加者を増やすため、誘い合わせて新規参加者を連れてくることを
目標にしています。写真―1に勉強会の写真を示します。1回の参加者は、5名から20名程度ですが、人数が少ない分素朴
な疑問・質問も出やすく、相互の意見交換などに役立っています。その結果その後の懇親会も、盛り上がります。平日の夕方
に開催しているため、仕事を定時で切り上げた後に集まるため、参加者は広島市近郊の参加者が主ですが、時に県外からの参
加者も迎えます。
また修習技術者支援委員会が主催する修習技術者を対象としたセミナーについても、複数の委員が兼任しており、セミナーや
技術士・技術士補の合格者歓迎会などを利用して、新メンバーの勧誘をはかっています(写真―2参照)。
これらの例会情報や連絡事項については、メーリングリスト(ML)を通じて情報伝達をはかっています。
写真―1 勉強会の1コマ(各回ごとに発表担当者を決めて、主に演習形式でやっています)
○活動紹介
表―1 年間スケジュール(例会については、勉強会のテーマを記しています)
平成17年7月20日 ・委員会発足の説明 ・トンネル内の非常用施設配置の実習 (発表者:鈴川)
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平成18年1月11日 ・航空写真と地形図判読(発表者:松木)
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9月10日 ・支部設立40周年記念青年技術士座談会 (中国5県) 9月14日 ・道路設計における待ち行列の応用について (発表者:福光) 9月17日 支部設立40周年記念青年技術士座談会 (四国4県)
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2月8日 ・例会:来年度の活動内容について 2月25日 ・中部青年技術士会20周年記念例会 1名参加 |
10月12日 ・歩行者専用道路(歩道橋)の費用便益分析について(発表者:森岡)
10月19日 ・全国大会第5分科会(青年技術士交流実行委員会主催)3名参加
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3月8日 ・電気用品安全法について(鈴川)
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11月9日 ・下水道計画にあたっての留意点について (発表者:中田)
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4月12日 ・交差点の設計について (発表者:荒本)
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12月14日 ・山陽自動車道の盛土崩落事故の原因と その対策について(発表者:沖中・幸)
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5月10日 ・環境保全便益の評価手法について (発表者:新渕)
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写真―2 修習セミナーの写真(修習技術者支援委員会主催行事への協力)
5.今後に向けての課題
支部における青年技術士交流委員会の発足から日が浅いですが、例会の開催は順調に続いています。今後は、活動の定着化、
勉強会における新規発表者の募集、会員数の増加と広報強化、支部内の各県との交流などの課題が挙げられます。
支部内の交流といっても、時間的・地理的な問題があり、支部のメンバーが集まる機会は限られます。そのため、各県から
集まりやすい場所での行事開催や交通費の負担を少なくする等の工夫が必要と思います。そのような問題を解決するため、今
年は事務局のある広島県以外での行事の開催も計画し、なるべく多くの参加者が集まりやすいよう考えています。また新たな
メンバーの拡大のため、青年技術士交流委員会のホームページを作成して、活動のPRをするべく検討中です。ただいまのと
ころ、ホームページ担当の委員を選出し、我々で出来るところからやっていこうと奮闘中です。
今後ともこのような機会をもとに少しづつですが、新しい参加者を増やしていきたいと考えています。また支部内の交流はも
とより、他支部との交流をもとに参考になる点は、いろいろと見習いたいと思います。どうか今後ともよろしくお願いします。